ラフォルジュルネ・オ・ジャポン
2010年 05月 03日
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行ってきました!念願のラフォルジュルネ・オ・ジャポン。
会場の東京国際フォーラムは、全体がイベントの様相。一階のオープンスペースでは、真ん中で講演会のようなものが行われ、その周りには楽器店やCDショップや、こんなカフェまで。今年はショパンなので。少し早めに行ったので、そのスペースをぶらぶら散歩して、軽く食事してからホールに行きました。もちろん一人で。演奏会は一人で行くに限ります。終わった後に一緒に行った人と感想を言い合ったりするのはとても面倒。。じんわりと心の中に染みこませながら帰りたい。
といっても私はショパンはあまりよく知らない。好きな曲もいくつかはあるけど、ショパンを聴きにわざわざチケットを買うほどではない。今回は、ショパンの葬送ということでモツレクがコルボの指揮であったので、これは聞いておかなくてはと思っただけでした。
演奏はすばらしかった!コルボがちょっとお年を召しているせいか、時々うわーっと速くなったり遅くなったり、でもそれが魅力でもあるのかな。でもさすがに曲を全部隅から隅まで分かっているというか、かゆいところに手が届く感じの、とてもすばらしい指揮でした。でも演奏が終わって、もう一度最初から聞きたい!とまでは思わなかったので…やはり私はヘンデルの方が好きなんだな。
しかし観客がねー。お祭りできてるから仕方ないのかな。演奏中の咳が多いし、プログラムをカサカサいじるのもいるし、あとは一番がっかりしたのは演奏が終わった瞬間に大きな拍手が湧いたこと。早いよ!もうちょっと余韻を味わわせてよ!ってくらい早かった。ブラボーって言うのはいいんだけどさ。言いたいだけなんじゃないの?って感じで。演奏家さんたちは嬉しそうでしたけどね。咳だって、どうしようもない咳もあるかも知れないけど、咳き込んでないんだったら我慢できるんじゃないの?よくわからない。聞きたくないなら来ないで欲しいです。だいたい、5000人収容のホールが埋まるなんて…。完売ではありませんでしたが。
でも、とてもよかったので満足。帰りに東京駅に出ようとしたらなぜか二重橋前に出てしまったのだけが…残念でした。
by blogbebe
| 2010-05-03 22:26
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