放課後の勉強
2004年 11月 18日
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写真は、秋のある日にうちの中でひなたぼっこをするべべこです。この日当たりとももう少しでお別れだと思うと・・ちょっと寂しいですね。
今日は放課後、日頃英語の成績で大変なことになっている子を3人ほど呼び出して一緒に勉強しました。呼び出して、と言っても、彼らは放課後教室でカードゲームをやっているメンバーの一部なんですが、昨日も放課後残ってやっていたのでそこに行き、「ねえ、明日放課後30分くらい英語の勉強しない?イヤだったらいいんだけど、ちょっと今のうちにやっといた方がいいと思うんだよね」と言ったら、U君は「うん、そうだね」と快諾。しかし一番重症のD君が「オレよりHの方がヤバいんじゃないの?」とへ理屈つけてくるので「んー、確かにHもヤバいからHも一緒にどう?」と言ってみたら「オレらはいつもここで遊んでるから先生が呼びにきてくれればやってもいい」みたいなことを言ったので、じゃあやろうということになっていたのだ。
そして放課後、呼びに行くと「あー、来たー」とかイヤそうな(でも本当は嬉しそうな)声を出してのけぞっているので、「やろうやろう、どこでやる?」と聞いてみると、一緒にカードゲームをしていた成績の良い子たちが「この教室の後ろの方でやればいいじゃん」と言う。でも、彼らは勉強してるところをみられたくないんだろう、となりの部屋に行こうという。じゃあというのでLL教室を開けて、そこに行った。
そうしたらその成績の良い子たちも2人ほどついてくる。するとD君らは「来んなよー」「いいんだよ、オレたちだけでー」といってどうしても自分たちだけになりたい模様。そのついてきた2人は「いいじゃん、別に。見てるだけだからさ」とかいって一緒に来たがったのだけど、「ごめんね、今日はこの子たちのペースでやらないといけないから、できる子は今度ね」とコッソリ断って、LL教室に行った。(関係ないけど、LL教室のことを3年生のあるグループの子たちは「エロエロ教室」と言う・・あ”ー男の子ってどうしてこうくだらないんだ・・)
そして疑問詞疑問文のプリントを1枚。一時間くらいやったかなあ。
U君はその中ではダントツに優秀。わからない単語を教えてあげると、自分で訳せるようになったし、その後、疑問詞を入れる問題などは一問だけやり方を教えてあげたら自分でゆっくりだけど解いて行くことができた。
H君は単語ひとつひとつ全部意味を聞いてくるので、「これは日本語にはできないんだけど、疑問文のときには出てくる単語(←do, did, doesのこと)だよ」と言うと、「じゃあこれは無視だ」といって単語を×で消してしまう。えっ?と思ったけどまあ今日はいいや、疑問詞のところがわかれば、と思ってみなかったことにした。
彼的には、無視する単語はa, the, それからbeも無視の対象に入り、それらが出てくるとことごとく×で消してしまったのだけど、まあいいことにした。でもそれをしたおかげで彼は全部を訳すことができたし、疑問詞を入れる問題もできるようになった。
訳に慣れてくると、buyなんて言う単語が出てくると「買う。何を買うんだ?」と独り言を言いながら訳してる。こんなに成績が悪い子でも、buyの後ろには目的語が来るのだということを本能的にわかっているのだなということがわかって、ちょっと嬉しかった。
しかしこのH君の字はものすごく汚い。汚いというより、まさにミミズのような字。aなんて何度言っても上をきちんと閉じないのでuに見えるし、wも書くときにきちんと「下に行って上に行って下に行って上に行って」という書き方をしないてへにょへにょ〜と書くのでだいたいuに見える。最後の「上に行く」ところをちゃんとあげないまま終えてしまうからだ。英文字だけじゃなくて日本語もすごく汚いので、自分でメモしておきながら後から見ても「これなんて書いてあるんだ?」と自分で困ってる。。きれいに書けよーー。。
問題はD君。彼は本当に大変かもしれない。まず、思いついたことをどんどん言うので、例えばwhenをいう語を指差して「これはどういう意味?」ときくと、適当になんか言う。「いつ」だよと言ってもそれを書き留めないからまた忘れる。そしてしばらくしてもう一度聞くと「何だっけ?」と言う。
( ) did you buy yesterday? --- I bought 3 books.
の( )内に何が入るか。H君とU君は単語がわからないだけで、それを補ってあげれば自分で考えてwhatを入れられる。でもD君はダメ。日本語で
「あなたは昨日( )買いましたか。3冊の本を買いました」と書いても、その( )に「なぜ」が入る、とか言ってしまう。
私からみるとこの子はふざけているわけではなく本当にわからないのだけど、他の二人からしたらふざけているとしか思えない。「お前、やる気ないなら帰れよ」とか「適当に言うなよ、うるせーな」とかその二人に責められる。(注:「やる気ないなら帰れ」はいつもU君やH君自身が教室で他の子に言われるセリフ・・)
D君だけ別に呼ばないとダメかもしれないな。でも、他の子たちと一緒にやりたがるだろうな。担任の先生と少し相談しないといけないかも、と思いました。
U君は「こんなに英語を考えたのは初めてだ」と3回くらい言っていた。今日覚えたことを確認するためにまた月曜日にやろうということになったのだけど、それを提案したら「やっぱ毎日やるのか・・」と言うので「あ、イヤならいいよ、別に。」(←嫌みでなく本気で言った。この3人だけじゃなくて他の4クラスにもやはり2、3人ずつどうしようもないのがいるから、この3人だけに関わってはいられないのだ)と言ったら、「いや、やるよ」とのこと。期末テストには成績にそれが現れるようになるといいのだけど。
でも、帰り際に「他のクラスの子も混ざったらイヤだよね?」と聞いたら「それはイヤだ」と言う。そりゃそうだよね。今日みたいに1対3くらいだったら細かく質問にも答えてあげられるし、その子のペースを保てるけど、5人なんてなったら大変だ。
他のクラスの重症者たちはいつやろうか・・ただサボってやってないだけの子は呼ぶつもりはないけど、そうでなくてついてこられていない子たちの数は、3年前より遥かに増えている。
今日は放課後、日頃英語の成績で大変なことになっている子を3人ほど呼び出して一緒に勉強しました。呼び出して、と言っても、彼らは放課後教室でカードゲームをやっているメンバーの一部なんですが、昨日も放課後残ってやっていたのでそこに行き、「ねえ、明日放課後30分くらい英語の勉強しない?イヤだったらいいんだけど、ちょっと今のうちにやっといた方がいいと思うんだよね」と言ったら、U君は「うん、そうだね」と快諾。しかし一番重症のD君が「オレよりHの方がヤバいんじゃないの?」とへ理屈つけてくるので「んー、確かにHもヤバいからHも一緒にどう?」と言ってみたら「オレらはいつもここで遊んでるから先生が呼びにきてくれればやってもいい」みたいなことを言ったので、じゃあやろうということになっていたのだ。
そして放課後、呼びに行くと「あー、来たー」とかイヤそうな(でも本当は嬉しそうな)声を出してのけぞっているので、「やろうやろう、どこでやる?」と聞いてみると、一緒にカードゲームをしていた成績の良い子たちが「この教室の後ろの方でやればいいじゃん」と言う。でも、彼らは勉強してるところをみられたくないんだろう、となりの部屋に行こうという。じゃあというのでLL教室を開けて、そこに行った。
そうしたらその成績の良い子たちも2人ほどついてくる。するとD君らは「来んなよー」「いいんだよ、オレたちだけでー」といってどうしても自分たちだけになりたい模様。そのついてきた2人は「いいじゃん、別に。見てるだけだからさ」とかいって一緒に来たがったのだけど、「ごめんね、今日はこの子たちのペースでやらないといけないから、できる子は今度ね」とコッソリ断って、LL教室に行った。(関係ないけど、LL教室のことを3年生のあるグループの子たちは「エロエロ教室」と言う・・あ”ー男の子ってどうしてこうくだらないんだ・・)
そして疑問詞疑問文のプリントを1枚。一時間くらいやったかなあ。
U君はその中ではダントツに優秀。わからない単語を教えてあげると、自分で訳せるようになったし、その後、疑問詞を入れる問題などは一問だけやり方を教えてあげたら自分でゆっくりだけど解いて行くことができた。
H君は単語ひとつひとつ全部意味を聞いてくるので、「これは日本語にはできないんだけど、疑問文のときには出てくる単語(←do, did, doesのこと)だよ」と言うと、「じゃあこれは無視だ」といって単語を×で消してしまう。えっ?と思ったけどまあ今日はいいや、疑問詞のところがわかれば、と思ってみなかったことにした。
彼的には、無視する単語はa, the, それからbeも無視の対象に入り、それらが出てくるとことごとく×で消してしまったのだけど、まあいいことにした。でもそれをしたおかげで彼は全部を訳すことができたし、疑問詞を入れる問題もできるようになった。
訳に慣れてくると、buyなんて言う単語が出てくると「買う。何を買うんだ?」と独り言を言いながら訳してる。こんなに成績が悪い子でも、buyの後ろには目的語が来るのだということを本能的にわかっているのだなということがわかって、ちょっと嬉しかった。
しかしこのH君の字はものすごく汚い。汚いというより、まさにミミズのような字。aなんて何度言っても上をきちんと閉じないのでuに見えるし、wも書くときにきちんと「下に行って上に行って下に行って上に行って」という書き方をしないてへにょへにょ〜と書くのでだいたいuに見える。最後の「上に行く」ところをちゃんとあげないまま終えてしまうからだ。英文字だけじゃなくて日本語もすごく汚いので、自分でメモしておきながら後から見ても「これなんて書いてあるんだ?」と自分で困ってる。。きれいに書けよーー。。
問題はD君。彼は本当に大変かもしれない。まず、思いついたことをどんどん言うので、例えばwhenをいう語を指差して「これはどういう意味?」ときくと、適当になんか言う。「いつ」だよと言ってもそれを書き留めないからまた忘れる。そしてしばらくしてもう一度聞くと「何だっけ?」と言う。
( ) did you buy yesterday? --- I bought 3 books.
の( )内に何が入るか。H君とU君は単語がわからないだけで、それを補ってあげれば自分で考えてwhatを入れられる。でもD君はダメ。日本語で
「あなたは昨日( )買いましたか。3冊の本を買いました」と書いても、その( )に「なぜ」が入る、とか言ってしまう。
私からみるとこの子はふざけているわけではなく本当にわからないのだけど、他の二人からしたらふざけているとしか思えない。「お前、やる気ないなら帰れよ」とか「適当に言うなよ、うるせーな」とかその二人に責められる。(注:「やる気ないなら帰れ」はいつもU君やH君自身が教室で他の子に言われるセリフ・・)
D君だけ別に呼ばないとダメかもしれないな。でも、他の子たちと一緒にやりたがるだろうな。担任の先生と少し相談しないといけないかも、と思いました。
U君は「こんなに英語を考えたのは初めてだ」と3回くらい言っていた。今日覚えたことを確認するためにまた月曜日にやろうということになったのだけど、それを提案したら「やっぱ毎日やるのか・・」と言うので「あ、イヤならいいよ、別に。」(←嫌みでなく本気で言った。この3人だけじゃなくて他の4クラスにもやはり2、3人ずつどうしようもないのがいるから、この3人だけに関わってはいられないのだ)と言ったら、「いや、やるよ」とのこと。期末テストには成績にそれが現れるようになるといいのだけど。
でも、帰り際に「他のクラスの子も混ざったらイヤだよね?」と聞いたら「それはイヤだ」と言う。そりゃそうだよね。今日みたいに1対3くらいだったら細かく質問にも答えてあげられるし、その子のペースを保てるけど、5人なんてなったら大変だ。
他のクラスの重症者たちはいつやろうか・・ただサボってやってないだけの子は呼ぶつもりはないけど、そうでなくてついてこられていない子たちの数は、3年前より遥かに増えている。
by blogbebe
| 2004-11-18 21:06
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