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高校英語教師の授業日記

思ったことなどを時々書いてます
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研修
2005年 07月 26日 |
昨日は都の研修に参加してきた。帰ってきてから感想を書いたのだけど、あまりにも感情が露骨に出ていたので読み返したらイヤになって消してしまった(;^_^A

昨日の研修は、主に進学対策に興味のある英語の先生が集まっての研修。ほぼ月に一度のペースであるのだが、来月からは実際に授業を見せてもらっての研修ということになるので、昨日はその準備のための集まり、ということであった。

しかし、、結局はとても抽象的な話にとどまった。「進学対策のためには何が必要か」という、とても大きなくくりの中での話だったので、意見も大してぶつかりようがないし、あれも必要だし、これも必要だよね〜みたいな、特に進学対策とは直接関係ないような、どこかで聞いたような話ばかりになってしまった。

やはり、きちんとした研究授業をするなら、まずは授業者の授業案が必要だろう。それは教職の授業で書かされるような詳細なものでなくてもいい。授業者の英語教育へのねらい、生徒の状況、三年間でつけようと思っている力、一年間でつけようと思っている力、そしてさらにはその時間でつけようと思っている力、全体の中でその時間はどのような位置にあるのかということ。それにくわえて、その時間の授業展開についてのざっくりとした提案。

それを見て初めてこちらは具体的な話ができる。そんなこと、わかりきったことなのに・・結局、研究授業をやるということに慣れていないのだろうか。

私はこの研修は新人だし(もう何年もやっているかたもいらっしゃるので)、自分は研究授業をやらないし、ましてや進学校に勤めてもいないので、とても発言がしにくい。上手に発言してしまえばいいのだけど・・「都立」というところはそういう雰囲気でもないのでね。

こういう事態に遭遇すると、やはり初めに勤めた学校は良かった、と思う。私学はやはりそこが違うな、と思う。先生方がみんなその学校に腰を落ち着けているから、その学校でのプロとしての仕事ができる。そして研究授業などもしょっちゅうあるので、慣れているからとても有意義な会になる。批判したりされたり、議論したりということもしょっちゅうなので、中味の濃い話し合いができる。

あの学校が最初の学校で、本当に良かったと思うことがとても多い。ものすごく忙しかったので、そして忙しすぎて全然勉強できなかったので、数年で都立を受け直してしまったんだけど、今だったらやれるかもしれないと思ったりする。もう遅いけどね。

まあでも、他人に期待するからこういう発言が出るんだな。自分で、やるべきことをやること。それだけ。
by blogbebe | 2005-07-26 09:14 |
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