高校英語教師の授業日記

思ったことなどを時々書いてます
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生徒たちにとっての成績
2004年 07月 15日 |
a0027280_20229.jpg今日も授業はなく、午前中は9月の最初の時間割作りに使い、午後からは成績会議であった。

うちの学校には、勉強があまり好きではない、という生徒が多く来る。そして実際、予習や復習なんてあり得ないし、宿題ももってのほか。試験前だって全然勉強しない子、試験なのに鉛筆すら持ってこない子、下手すると登校してきてから「今日は何の教科だっけ?」なんてこともしばしば。

でもやっぱり成績は気になるんだな〜、と思う。授業はなくても、面談で呼ばれる生徒やクラブで来ている生徒は何人もいて、廊下や職員室でふとすれ違ったりすると「先生!オレ、英語どうだった?」と聞いてくるからだ。

今日も3年生のK君が、授業中は全く見たこともないような親しげな笑顔で「先生!オレは英語5でしょ?」と聞いてきた。

3年生は今回のテストは全然出来が良くなくて、私もちょっと2学期からは「英会話の授業は苦手」なんて言ってないでちゃんと路線を考えなきゃ、と思っているところなのだが、その中でK君は84点というすばらしい成績を取ったのだった。

「もちろん、5だよ!」と言ったらちょっと得意げな顔になって、「でも先生、60点以上だったら5なの?」と聞いてきた。確かに今回のテスト、提出物などの点数も入れないと、もうまったくどうしようもない成績(一桁とか、10点台とか・・・= =;;)を取った子が多かったこともあり、結果的に期末テストが60点以上だと5がつくということになってしまった。「うーん、そうなんだよね」と言ったら、「5は80点以上にしてよ」と言われた。

そうだよね。K君は、他の子がほとんど勉強しない中、授業中もしっかりやっていたし、84点ということは確実に試験勉強もしているはず。そういう風にまともに頑張っている子がそれなりの評価を受けることは当然のことで、「平均点が低かったから」とか、「学年の評定平均が低すぎてしまってはちょっと・・・」などという理由でそこを譲ってはいけなかったなとハッとし、反省した。

その妥協の中には、私の中で3年生の授業に少し腰が引けていたこともあると思う。2年生は彼らに必要だと私が考えていることを私なりに組んだ計画でやっているから、やらない生徒に対しても自信を持って迫れるし、補習をやったりもできる。

でも3年生は週2時間のうち、1時間は外国人講師の先生との授業で、あとの1時間は私一人なのだが、決められているワークをやることになっているので、うーん、こんなワークつまんないよなあと思いながらも渋々やっている面がある。私の姿勢がそんな風だから、彼らもやっぱり今ひとつやる気が出ないんだろうし、結果的に60点でも5ということになってしまったのだろうと思う。

もう一人の英語の先生と話して、2学期は少し、私自身が彼らに自信を持って迫れるような内容を用意しようと思う。市販のワークなんてやらないで。

K君、ごめんね。2学期は80点以上の人だけに5をあげられるように私も頑張ります。

※写真は近所で咲いていた「オシロイバナ」。懐かしいな〜。父方の祖母が、このオシロイバナの種の中にオシロイが入ってるんだよ、と教えてくれました。オシロイバナを見るといつもその祖母を思い出します。
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by blogbebe | 2004-07-15 20:23 |
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