高校英語教師の授業日記

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今日の授業
2004年 09月 03日 |
2年生は一つは9月に入って初めての授業だったので1学期の復習。このクラスは、2年生5クラスの中で一番やりやすいクラス。人数は多くて、しかも太ってる子が多いのでだいぶ教室内が混み合ってる感じなんだけど、でも大部分の子が勉強に対して前向き、かつ、教師に対する配慮が感じられると言うか、限度を超えないでくれるので、こちらとしてもなんとなくこのクラスに行くと自分が解放される。

7月のPTAの役員会のときにあった、Kくんのお母さん。「Kくん、期末テスト頑張りましたね」と言ったらとても喜んでくれて、実は英検の5級を受けようとしているとのこと。それはぜひ、いつでも質問などあったらどんどん聞いてね、とお伝えくださいね、と言っておいたら、今日は机間巡視(←これって業界用語?変換されませんでした)のときに「先生、先生、これはどうやるんですか?」などととても積極的に質問してくれた。嬉しいなあ…。。この子はとてもおとなしい子で、1学期は本当に存在感すらほとんどない感じだったのに、今はこうやって質問してくれる。。かわいい。

1学期に、一時問題となった「この部屋はボブが掃除した」の文を一発で並べ替えて友達に説明までしてくれたSくん。彼は今日、たまたま順番で、並べ替えの問題に当たって黒板に書きに行った。5人一度に当てたので、黒板の前は5人が順番待ちをしながら書いている状況だったのだが、Sくんは一番初めに書きに行ったくせに全然書き終わらない。何してるんだ?と思ったら、答えは"Bob and Pat liked Sally."という文なのに(そして彼はもう自分のプリントには正解を書き込んでいたのに)、"My"と書き始めて消してみたり、"Bob”をやけに丁寧に書いてまた消してみたり、同じく書きにきている友達と話したりしながら楽しそうにしている。

どうするのかなーと見ていたら、最後には"Bob and Suzuki liked Sally."という文になっていた!(注:SuzukiとはSくんが一番仲良しの友達の名前。仮名です。)

並べ替えなので、Suzukiなわけないし、まあいいかと思って「この『鈴木』はパットだからね〜〜」と小さい声で言いながらみんなが答え合わせを終わらせるのを待った。件の鈴木くんは自分がなぜ話題になっているのかわからず、「なんだよー、なんでオレの名前が呼ばれるんだよー?」と不思議そう。満足そうなSくん。

なんか妙な出来事でしたが、こういうのも許せるのが私とそのクラスの関係。

といっても全体としてはすごくうるさい1時間で、声はだいぶ枯れましたけど(^^;;

もう一つの2年生は、疑問文。これはダメダメでした。否定をやったので疑問はさらっと行こう、と思っていたのが敗因。もう少しゆっくりやってあげれば良かった。しかもこのクラスは1時間目だったのだけど、朝ごはんを食べてきてなくて「腹減ったー、腹減ったー」とうるさい子がいたので、「なに、また食べてきてないの?」と言ったら「うちは朝ご飯がないの。」「ご飯は自分で食べるの。」というので「お金はもらってるんでしょう?」と言ったら「自分のバイト代を使いまくってる」らしい…彼が自分の生活について語り始めてしまったので一時中断してしまった。

彼は1学期にもお腹すいたと騒いでいて、聞いたら前の日の昼にカツサンドを食べて以来何も食べてないと言われ、私の引き出しに入っていたリッツをあげたらたいそう感謝されたことがある。

こういうのはどうしたらいいんだろう…。ご飯も食べてないのに勉強なんてできるわけない。

あと一つは3年生。クイーン。We are the champions!!

歌詞を拡大コピーしてパウチして、1行ずつはさみで切ったものを8セット。3〜4人ずつのグループを作らせて、音楽を聴きながら並べ替えるという活動。これは前の学校で一緒にティームティーチングをしてくれたオーストラリア人の若いカッコいい男の先生♪のアイデアのパクリです。

でもその先生は自分の家でパウチしてきてましたが、うちの学校はさすが工業高校、こういうのは全部学校でできるんですよねー。パウチのシートもあるし。機械ももちろん。ということであっという間に教材は作れました。

グループも好きに組ませたので、中には英語なんて全然…っていうグループもできてしまい、そこははなからあきらめムードで、切った細長い短冊上の歌詞カードを、ジグソーパズルみたいに切り口の形を合わせながら順番に並べていました(> <)

「えーーっ?それじゃ意味ないじゃんー」と言ったら、一人の子が「でも先生、このさびの部分は自分たちで聞いてやったよ!」と言ったので、まあいいか。その子はとっても太った子で、授業中は半分くらいは寝てしまっている子なんですが、今日はすごく一生懸命やってました。授業が終わってからも、「これ、何て言う曲?」と聞きにきてちょっと驚き。この子が聞きにくるなんて…。「伝説のチャンピオンかー」と邦題を見てつぶやいていました。「聞いたことあるでしょ?」と聞いてみたら、「うん、曲は聞いたことある」と言ってました。

結局このクラスは今日は並べ替えるだけで終わってしまったのですが(結構難しいんですよねー)、次の時間は完了形について少しやり、そのあと、辞書を使って完了形を使った部分の歌詞を訳させてみたいと思ってます。

授業が終わったあとも、ABBAがいいよ、とか、ボディーガードの曲がやりたい、とかいろいろリクエストしてきてくれる子もいましたね。次はABBAにしようか、といったら「ホント!?」と喜ばれ、なんかこっちまで嬉しくなりました。

うーん、生徒はやっぱりかわいいです。もっと勉強しないといけないなー。私は意志が弱いけど、生徒の存在が私を頑張らせてくれます。
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by blogbebe | 2004-09-03 22:21 |
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