高校英語教師の授業日記

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2004年 09月 30日 |
そして、このような生徒の力を思うとき、やはり子供にとって教育がきちんと受けられるような環境を整えることというのは本当に大切だということを痛感する。

前にも書いたかもしれないが、うちの学校には「勉強以前」という子がたくさん来ている。朝ご飯はおろか、夕食もろくに食べてきてない子、睡眠不足の子、両親と暮らせなかったりまたは両親ともいなくて施設から通っている子、ものすごく太っている子、または小学生みたいに小さい子や細い子、発達的に「学習障害」に近いのではないかと思われる子、などなど。そういう子たちが中学校の成績が悪いという理由だけでうちの学校に集合する。中学校の頃不登校だったという子もかなりいる。

そういう問題を抱えてきている子たちなのに、普通高校と同じ、40人近い人数が1クラスにいる。自分自身を保つので精一杯だから、他人のことなんか思いやれない。または、不登校を続けていたために他人とどう関わったらいいのかわからない。そのため、トラブルが起こる。頻発する。一年生の一学期は特に大変。そしてどんどんやめて行く。やめた子はもう行き場がなくて路頭に迷う。もちろん、定時制に行くなどまだ道は残されているが、なかなか転校してまで続けようという子はいない。というか、続けたいと思う前に自分の衣食住や精神の安定を保つことで精一杯だから勉強しようというところまで行かない。

教育心理学で、マズローの5段階発達説(だっけ?違ったような気が…)というのをやった。人間にとって基本的な欲求は5段階に分かれる。その一番根本が生理的欲求。衣食住が安定していることだ。その上に、所属の欲求とか愛情の欲求とかがあり、自己実現の欲求は一番トップ。つまり自己実現をしようという気持ちは、それ以下の欲求が満たされて初めて起こってくるものだという説だ。

これで見たとき、うちの学校の生徒たちはまず一番下が満たされていないことが往々にしていある。かろうじて学校に来ているということで所属の欲求は満たされているのだが、朝からお腹すいたと言っている子もいるし、放課後はずっとバイトであまり寝てないとかいう子もたくさんいる。

放課後のバイト…これはどうせ遊ぶお金がほしいのだから、自業自得だという人もいる。でも、高校生なんだからまずは勉強が大事だよ、とそばで愛情をもってきちんと接してあげている大人がいれば、家庭がそういうことを大切にしている場所であれば、またはそれに変わる場所が家庭以外でもきちんとあれば、学校で熟睡してしまうほどバイトに走ることはないだろうと思う。

こんな子たちがたくさんいる。38人も一人の担任で見れない。授業だって一人で38人も一度に教えられない。

どうして東京都教育委員会はそういうところをきちんと見てくれないんだろうと思う。

子供にとって教育は何より大切なんじゃないか?そのための環境づくりをすべきなんじゃないか?教員に対するしめつけ(日の丸を掲げ、君が代を歌ってるかどうか、入学式や卒業式には教育委員会のメンバーが各学校に一人ずつ見に来たりするんですよ!?)に費やす時間があったら、もっと子供たちの現実を私たちと一緒に見て欲しい。お願いだからちゃんと見て欲しい、心からそう思う。生徒がかわいくなってくると余計にそう思う。
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by blogbebe | 2004-09-30 22:52 |
2004年 09月 30日 |
今日はもしかしたら台風が来るかもしれなかった。朝6時の時点で、23区内に暴風・大雨警報が出ていたら生徒は自宅待機、10時の時点で解除されたら午後から授業、という打ち合わせを昨日していたにもかかわらず、朝起きたら台風一過の秋晴れ・・・。

というわけで今日も4コマのハードスケジュール。肉体的にも精神的にも、油断するとボロボロになる日(^^;;

しかし覚悟を決めて行ったのが良かったのか、1時間目はとても良い。何が良いって、生徒たちがみんな前を向いて座っている。説明をするとこっちを向く。当てると答える。問題をやらせるとやる。えーっ、どうしちゃったの??不思議でした。このクラスはいつもダラーーーンとしたクラスで、しかもしらけムードがどことなく漂っていて、何か言っても反応は悪いし、生徒同士の横の関係もあまり良くなくて、いつもとても疲れるのだ。

なのに今日は説明をしだすとこっちを向かれて、思わず緊張してしまった(笑)

このクラスは、今日は結果構文(SVOCの文)をプリントでやり、その後、Sugar babyの穴埋めをし、「次回はこれの歌詞を辞書引きながら訳すからねー」と言ったら「えー、無理無理〜」の声が返ってきた。大丈夫。他のクラスでもやったけど、私よりずっと訳がうまい子もいるから。

その子は今日の4時間目のクラスにいる子。S君。いつもおとなしく(そういう子もたくさんいる…)、でもまじめにきちんとやっている子。でもずば抜けてできるとかそういうわけじゃなかったのであまりこれまで注目してなかった。

でも、前回の授業で歌詞の訳をやっていたら、他の子が悪戦苦闘しているのにこの子だけはさっさと上手に仕上げてしまっていた。

読んだらとてもよい。

All lovers make, make the same mistakes
Yes they do

という歌詞があるのだけど、このYes they doがちょっと日本語にしにくい。
ちょうど疑問文と答え方をやったところだったので、「はい、そうです」とかになってしまう。

でもこの子は、
「恋人たちはみんな同じ失敗をする
 そう、同じ失敗をする」

とちゃんとtheyとdoの意味をわかって訳してる。すごいぞ。だいたい、「失敗を」ときたときにmakeを「する」って訳せるところがすごい。みんなmakeは「作る」と辞書に書いてあるので「失敗を作る」と訳すんですよねー。「失敗を作る」ってことは「失敗をする」ってことじゃん?というと「英語は難しい」と言われてしまう。。。英語と日本語の単語が一対一対応だと思っているのだろうな。

それから、今日の6時間目のクラスには、チャラチャラしてるんだけど勉強はちゃんとできるという子がいる。この子は人間的にもとてもバランスがとれていて、教員の気持ちもわかってくれるし、クラスの子たちにもとても優しい。A君。

彼は今日、He kicked the door open.という文を訳すときにとても迷っていた。何を迷っていたのかと思っていたら、kickが過去形なので「蹴った」と訳したい。でも、文全体を訳すとなると「蹴って開けた」となり、「蹴る」を過去形にすることができない。「最後に過去形にすればそれでいいの?」と聞かれて、すぐに即答できなかった。それはそうなんだけど、そうだよって単純に言ってしまってよいのか?と迷ってしまった。

タルミーが言っているように、英語はsatellite-framed languageである。例えば、The bottle floated into the cave.のように、最終地点は前置詞句が担っている。それにたいして日本語は「浮かびながら入って行った」のように、「入って行く」という動詞が最終地点を決めるverb-framed languageである。

このkick the door openもその良い例だろう。そしてそのことが、日本語にするとopenの方を過去形にしなくてはならないというところにつながるのだろう。

ということはぱっと思い浮かんだんだけど、それをどうやってA君に説明したらいいんだろう、と思ってとっさに迷ってしまった。

複合動詞とも関係あるかな。

今でもまだ良い説明が思いつかないのだけど、考えなくてはならない。

そういえば同じこのクラスのK君は1学期に全く授業を聞いてくれなかったのだけど、試験後にとったアンケートに「洋楽がやりたい」と書いてきたので「洋楽好きなの?」と聞いたら「オレは洋楽の英語にしか興味がない」とつっぱっていたので「じゃあ2学期になったらやってみようかな」と言ったら「本当??」と喜んでいたということがあった。

彼は欠席したりしていてSugar Baby Loveは今日初めて授業で受けたのだが、どうも「自分が持ってきた曲を授業でかけてもらえる」と勘違いしていたようで、私が用意した曲をやると知ったら「なんだ・・・」と落胆してその後は一応プリントはやっていたけど自分のCDウオークマンで音楽を聴いていた。(授業中だから注意しなくちゃ行けないんだけど、それを始めると授業が進まなくなるから、全体に支障がなくて授業を一応聞いていればあまりうるさく言わないようにしている。)

ちょっとガッカリ・・K君もそう思ってるかな。

今日は時間がなくて話ができなかったけど、今度K君が持ってきてくれた曲を授業に使えるように準備するから教えて、と言ってみようかと思っている。本当に使えるかどうかはわからないけど…。でも極力できるようにしてあげたい。せっかくこっちを向いてきているのだしね。

でもそういう風に、一人一人対応してあげた方がいいという子が山のようにいる。やっぱり1クラスの人数が多すぎるよ。特にうちの学校みたいに、勉強が苦手でこれまで学校の中で肩身の狭い思いをしてきた子が集まっているところでは、1クラスの人数を減らすか、または授業のときだけでも少人数にして、もっと細かく見てあげたいのに。。
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by blogbebe | 2004-09-30 20:50 |
2004年 09月 29日 |
今日は空き時間に特に緊急にやらなくてはならない仕事がなかったので久しぶりに勉強。うー、やっぱり勉強するといいなー。授業だけやってると、何かとても閉塞的になって行く感じがするんだけど、勉強することで新しい視点が出てくる。授業でうまく行かないことがあっても、次、がんばろうと思える基盤ができて行く感じ。

今日は夏休みに一度読んだ、テイラーの"Cognitive Linguistics"のテンスとアスペクトの章をもう一度読み直した。夏にちゃんと読んだつもりだったんだけど、読めてなかったのかはたまたもう忘れているのか・・・(= =;;

わからないところ(というかいまいちはっきりしないところ)も出てきたりして、今日はなかなか頭を使ったいい日でした♪

英語の時制には未来はなく、現在と過去のみであるということは夏休みに読んでハッとしたところであったけれども、それについて章末の練習問題(のようなもの)に出されていた問いに関して疑問点。

未来の表現にはいろいろなものがある。現在形を使うもの、現在進行形を使うもの、mustなどのモダリティを使うもの、be going toを使うもの、そしてwillを使うもの。そのうちbe going toは既に決定した予定を表すのに対し、willは一般的な未来の表現で用いる。そこまでは良いのだが、willを意図や予定の意味で用いるのは客観的でかたい表現であるとのこと。

昔はshallなんていうのもあったことを考えると、徐々に違った表現が生まれ、以前からあったものを淘汰して行っているのだということがわかる。この話は確かいつかどこかできいたことがある。

しかしbe going toはいつ頃から使われるようになったのだろう。また、comeを使わずにgoを使うということは、goの方がやはり移動に関してはunmarkedなんだろうかということ。

いつ頃から使われるようになったのかということは、OEDを調べなきゃダメですね。といっても、古い英語が読めるわけではないので、本当の意味では調べても理解はできないのですが。

それから、動詞の種類とそのアスペクト上でのふるまいかたの違いということについては、今まで私が考えていなかった部分についてのことが書かれていて、これは面白いと思いました。(夏はそこはさらっと読んじゃったのか?覚えてない)

動詞をperfective(bounded)(例えばtravel from A to Bとかsneezeとか、そのプロセスの始めと終わりを含むもの)とimperfective(unbounded)(like cheezeとかbe tallとかも例に入っていたけど、その内部の状態に焦点が当たっているもの)に分ける。そしてそれぞれの振る舞い方をアスペクト的な観点から見て行くと、現在形を使えるものというのは後者のimperfectiveなものだけだということなのだ。

もちろん、perfectiveな動詞でも、共起する句によってimperfectiveに解釈されるものもある(例えばShe sneezes every morning.←こんな例文じゃなかったんだけどな。。本を学校においてきてしまったのでわかりませんけど、とにかく『習慣』と解釈できるような場合)のでそれについてはOKである。

例文で、She writes novels.という文はOKだが、She writes a novel.という文はダメ。それがなぜかと言うと、前者はnovelsが複数形になっているのでimperfective、したがって現在形でも大丈夫なんだけど、後者はa novelって言った時点でそれはもうperfectiveになるので(小説を一つ書くというのは始めと終わりがはっきりしているということ)、現在形では使えないということなのだ。

うーーーん。なるほど。

そう考えると、「事実」のことに関しては現在形を使うということがあるが(The earth moves round the sun.みたいなの)、それもつまりずっと変わらない事実なのだからimperfectiveということになり、その観点からも説明できるという。

なるほど。

日本語でも、単純な現在形で、その話の時点の話をすることってあまりない。「私は朝ご飯を食べる」って言ったら普通は今食べているわけじゃなくていつもそういう習慣なんだよ、ということを言いたいときにそういう表現を使うわけで、このことは英語だけじゃなくて日本語にも共通しているのだということがわかる。

ふーん。。現在形が現在のことだけを表すわけじゃないというのが日本語も英語も同じであるということも驚き。なんで??と思う。

テイラーに寄れば、ドイツ語では現在形で話の時点のことを表すことができるらしい。全部かどうかは忘れてしまったが・・・明日もういちど確認しなくてはいけません。

本当に現在のことだけを言いたいときには、日本語だったら「〜している」、英語だったら進行形を使わなくてはならないというのもすごくおもしろい。今の話をするんだから、現在形でいいじゃないかと思う。つまり、人間にとっては、今現在だけの話というのはデフォルトじゃないということなんだろうか。

「現在形というのは現在のことだけを表すわけではない」というのは以前から知っていたし授業でも言っていたのだけど、それをperfective/imperfectiveという観点から考えるとこういう風になるのだなあとちょっと感動した。

なぜ夏に感動しなかったのだろうか・・・うーん、いい加減だなあ。

これを理解するためには、ラネカ(1999)も読めと書いてあったので、近いうちに読まなくちゃと思っています。ラネカで唯一前から買って持っている本なので、よく読まなくちゃ損。きっとまた忘れてるんだろうし。

最近のストレスたまり気味状態は、勉強不足にあったようです。昨日池上先生の講義で刺激を受け、よし、あしたは準備室にこもるぞ!!と思っていたのが実行できて嬉しい。今日はよく眠れそうです。
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by blogbebe | 2004-09-29 21:33 |
2004年 09月 28日 |
昨日、ABBAのCDを買った帰りにふとよった本屋で買ったちくま新書。「若者はなぜ『決められない』か」長山靖生著。帯には「フリーター人口は400万を突破。これから『仕事』はどうなるのか。親世代も必読の若年破綻防止マニュアル!」とある。

これはちょっと誤解されやすい表現だと思う。

なぜなら、著者は「フリーター批判の書ではないし、フリーター肯定の本でもない」とはっきり書いてあるからだ。「若年破綻防止」と書いてあると、いかにもフリーターが批判されているかのような印象を受けてしまう。

まだ最後まで読み終わっていないが、なかなか面白い。そもそも「仕事をする」ということはどういうことなのか、日本人にとって「働く」ということのイメージは何なのか、また、現在フリーターがどんどん増えている現状をどう捉えたら良いのか、といったことがとても中立的な視点から書かれている。

なんでこんな本を読んでいるかと言うと、私の中にフリーターという選択肢は基本的にはないので、はっきりいって理解できないのだ。仕事するのはとても大変だし、理不尽なこと、いい加減なこと、汚いことなどいろいろあるけど、それを外から批判するのではなく、その中に入っていかなくちゃいけないんじゃないかと思うからだ。

もちろん様々な事情によってアルバイトになってしまっている人たちもたくさんいるだろう。そういう人たちについて何か言うつもりは毛頭ない。でも、もし「自分にはまだ打ち込めるものがないからとりあえずフリーターで」と思っている人には一言言いたい。

打ち込めるものは何かを始めてみなければ見えてこないのです。

何かを始めてみると、その中で様々な感情を体験します。「これはおかしいぞ」と思うことや、「こんな世界があったのか」と思うことなど。その素直な感情を味わうことによって、自分は何にこだわっていて、何をやりたいと本当は思っているのか、ということが見えてきます。

なにもやらなかったらそれは100%とはいわないけどまあ90%くらいは見えてこないんじゃないかな〜。。

私も教師になりたての頃は、ただ「夢中になれる仕事がしたい。人と関わる仕事がしたい。学校が好きだったから学校の先生がいいかなー」程度でした。

でもやっていくうちにいろいろなことがわかってきた。自分がいかに英語の勉強が足りないのかということ。なんだかんだいっても生徒はやっぱり授業の中で輝けると自信が持てるんじゃないかということ。などなど。

それから、学級経営に一生懸命打ち込んでみたり、英語で授業をしようと頑張ってみたり、いろいろな方向に向かってみたけどそうする中でやっと最近になって自分の方向性が見えてきた。

私は元々、「専業主婦」願望がとても強くあったので、こうやって仕事を続けていられるのは両親の教育の賜物だと思っている。そしてそれだけは(それだけか?)とても感謝している。仕事をしてこなかったら見えなかったことがたくさん見えたし、仕事の中から得られたものは私にとっては本当に大切なものばかり。

だからなんでこんなにフリーターが多いのかということは、一方でわかる気もするけど、それはとてももったいないんじゃないかと思っているわけです。

最近はずっとネットで本をかってばかりで、本屋をぶらぶらするという時間は少なくなってしまったのですが、やっぱり実際に本屋で本を手に取ってみながら選ぶと、時々こういうヒット作に出会えますね。それがあるから本ははまるんですよね〜。。

今日は授業ネタではなかったけど、一応、若者つながりということで。
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by blogbebe | 2004-09-28 22:10 |
2004年 09月 27日 |
ちょっとこのごろ授業の大変さが気になってむしゃくしゃしているので、気分転換に「理想の学校」を思いつくまま書いてみる。

一応、理想型はアメリカのチャータースクールの形式で、最近の様子はあんまりしらないんだけど少し前だったらサドベリーバレーという学校が私的にはいい感じなのでそれが基盤になっていることは前提。

・学校にはいつ来ても良い。来たら入り口のところにある名表に来た時間を記入する。

・時間割はない。一人一人が自分で決めたスケジュールに従って行動する。そのスケジュールは、一週間ごと(おおまかには一ヶ月ごと)に各自が決め、その中に何を勉強するかなどの計画も入れる。

・一人一人で目標とスケジュールを設定するため、テキストや一緒に勉強する仲間、また教えてくれる先生なども自分で決められる。あるテーマに沿って勉強しようと思い、もし一緒にやりたいという仲間がいればその仲間どうしで相談し合って勉強する時間を決める。また先生も教わりたい先生のところに交渉に行き、教えてもらうスケジュールを合わせる。

・もちろん一人でずっと勉強しても良い。

・でもこういうシステムだけだと弱い気がするので、例えば午前中は一斉講義の授業もあり、そこに参加したい者は参加しても良い。そういう参加形式だから、学年は関係ない。

・教師は一人一人のスケジュールについて個別に面談し、アドバイスをする。そのため、そういう相談に乗る担任はいる。

しかし卒業はどうするんだ?やっぱり何か大検のような試験が必要だな。そうなってくるとやっぱりそれの対策講義みたいのは必要なんだろうな。ウーム。。結局同じか?

でも少なくとも今みたいに一斉に時間割通りに決められたものを学ぶというのとは違うから、生徒も教師もお互いの精神衛生上、今よりはずっと良くなるだろう。

でもこういう話を以前、うちの妹にしたら、「やりたいことが決まっている人はいいけど、私みたいに強制されてやってみて初めて面白さがわかるという人もいると思うよ…」と言われてしまった。

結局、引きつける授業をすることがすべてなのか。

でも、こっちが面白いと思っていることを提供して向こうも面白いと思ってくれるならそれでいいけど、面白いと思っていないことを義務でやるのはとてもイヤ。人生短いのに、一度しかないのに、楽しいことをすることに時間を使わないでどうするの?と思うから。。

あ〜、少しすっきりした♪

明日も頑張れる、かな。
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by blogbebe | 2004-09-27 21:46 |
2004年 09月 27日 |
今日は3年生の英会話のみ3コマだったので、これまた気を使う3コマではあるのだが(一人でやった方が気は楽^^;)合間に明日以降の3年生の授業の準備。

そして帰りにCDショップに行ってMamma Mia by ABBAを買ってきた。

よっしゃ〜、これでカンペキ☆と思いきや、家に帰って聞いてみたら…アレンジが違っていた…(> <)てか、きっとこれがオリジナルで、最近ミュージカルで話題になってた方がきっと新しいアレンジなんでしょう・・・ガーン

よく知らないでやろうとするからこうなるのですよね。。

でも歌自体は同じだからまあこれでやるしかない・・・か。ちょっと盛り上がっていた気持ちが萎えてしまいました。

英会話の授業の方は、外国人講師の先生が張り切って新しい教材を作ってきてくれました。名付けて、"Super International Music Quiz!!"・・・これまた音楽ですが、その先生は音楽がとても好きで世界中の音楽をいろいろご存知であり、またCDも持っているということで考えつかれたアイデアのようでした。

いろいろな国の音楽を少しずつ聞かせて、どの国の曲か当てる。そして地図を見ながらあらかじめ振ってある番号で答え、その後その国の名前を書くというもの。数を言う練習にもなるし、国の名前を書くときにスペルを言うのでそれを聞き取る練習にもなるというなかなかの優れもの。

でも1時間中これをやるのは結構疲れました(^^;;

午前中のクラスは結構良かったみたいなんですが、私の担当は4、5、6時間目。4時間目あたりになるともう疲れている子は疲れているし、5、6時間目なんてまー大変。。もちろん、楽しそうに一生懸命やっている子もたくさんいますが、ティームティーチングなものでどうしても気を使ってやってない子に目がいってしまう。。。これは結構疲れるんです。

でもまあ、私自身はとても面白かった内容だったし、意外な子がいろいろな国を知ってたりとかいう発見もあって、まあまあ成功だったと思います。

「これはとても良い教材だから、他の学校でも使えるね」と授業が終わったあとで言ったら、「いや、これはこの学校用に作ったものだから・・・。他の学校だったら、もっと実践的な練習をしたがるからこういう教材は使えないだろう」

と言われ、返す言葉がありませんでした。

「それに、もう高校は来年はやらないかもしれない」

とも・・・。もっとモティベーションの高い子たちが集まってる学校の、例えば選択授業の英会話なんかだったらすごく楽しいよ、と言いたかったけど言えませんでした。別に無理に高校で教えなくたって、今は小学校でも中学校でも教える場所はたくさんあるし、この先生は確かに高校生よりももっと子供たちの方が合うかな…という気もしてしまって。。

うちの学校で経験したことによって、もう高校生はイヤだと思ってしまったとしたらそれはとても申し訳ないような気もするけど、でもこれが現実。こういう子たちにとってはどういうことが必要なのか、ということを考える日々は続きます。。
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by blogbebe | 2004-09-27 21:15 |
2004年 09月 26日 |
a0027280_17454517.jpg3年生に「クイーンをそろそろ終わりにして、次の曲に行くからね〜」と言ったのが先週の金曜日。明日は外国人講師の先生との英会話だからまあいいとして、あさってから新しい曲を用意しなくてはならない…ヤバイヤバイ。。何も考えてない。っていうか考えてるんだけどもともと洋楽はそんなに聴かないし、そもそもネタがない。

というので今日はあせって近所のレンタルビデオショップでめぼしいCDを何枚か借りてきてみました。

借りたのは、"Hits on TV 2003"(CMとかドラマのテーマソングになってたのをあつめたもの)、"Fine - TV hits and happy music - "(これもおなじようなもの)、エアロスミスが歌っていたアルマゲドンの主題歌がいいと言っていた子がいたのでそのサントラ。それから長井秀和(ダンナ用…笑)。

どれか行けるだろう、と思っていたんですが、うーん、どれもいまいち。というか、私の知らない曲はそもそもやる気が出ないのでパス(そんなことでいいのか)。そして私がピンときた曲じゃなきゃ否。

って感じで振り落として行ったらあっという間に聞き終わってしまった(・・;)オイオイ…

で、どうしようかなあとしばし考えていて。

そういえば最近、というか少し前なんですがものすごく好きだった曲がABBAのMamma Mia。これにするかなーと思って歌詞をチェックしていたら、クイーンでたくさん出てきた完了形の完了用法じゃなくて継続が出ているし、まあ完了受動態は無視するとしても、いろんなタイプの疑問文も出てくるし(←これは2年生向きだな)、まあ完了形の継続用法をやるっていうつながりでこれで行こうかなと思っている次第です。

明日、CD調達しなきゃ。てか、あさって授業。大丈夫か?

でも今日借りてきたCDの中では2年生で使えそうなのが! "The Lion Sleeps Tonight"。Sugar Baby Loveがちょうどよかったことを考えると、これくらいかなー、と。3人称単数も出てくるし、場所と時の句が出てくるので、今やっているSVOCの次にやろうと思っていることとマッチするしね(^^)

んー、しかし自転車操業。生徒の反応を見ながらやるとある程度は仕方ないですけどね。文法事項の順番や内容はそんなんじゃまずいんですが、こういうのは仕方ないかな。教科書をそのまま使うなら何も問題ないんですけど、、、

難しいんですよ、教科書って。中学校の教科書などは、動詞の導入がlikeだったりhaveだったりして、典型的な動作動詞ではなくて状態動詞だからわかりにくいとか。。今、うちの学校で買わせている教科書も1学期にやってみたけど…字が大きくて絵がたくさんあるから簡単そうに見えて実はすごくムズカシイ。Color can affect our feelings and activities.というのがLesson5の最初の文。難しいでしょう?無生物主語、canが能力じゃなくて可能性の意味…などなど。まだ無理です、ってば。

※写真は、ルーター(?)に乗っているうちのベベコ。あの、そんなとこ乗らないで欲しいんですけどー
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by blogbebe | 2004-09-26 17:54 |
2004年 09月 25日 |
今日は張り切って本を読むぞ〜と思っていたのですが、なんだかダラダラと過ごしてしまいましたー(^^;;
何度も「さあやるぞ」と本を開いてみるものの、すぐに飽きて他のことをしだすという繰り返しでー
ま、休日だからいいかー、とちょっと自分を甘やかしつつ…

そうこうしているうちにもうすぐ「恋から」→裏番組で「グータン」のビデオ録画→「ナイナイ」というゴールデンタイムが始まるので今日はこの辺で(って何も書いてないじゃん!)

今日は昼間にもごはんを食べながら新撰組の再放送を見たり。

そうそう、久しぶりにアド街も見ました。

アド街はすごく好きなんだけど、ダンナが嫌いで見せてもらえない(見てるとチャンネル変えられる!!)ので今日はラッキーでした。
でも今日はあまり面白くなかったな。。
唯一、うなぎがおいしそうだったのが印象的で、明日の夜はたぶんうなぎです(^^)
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by blogbebe | 2004-09-25 23:11 |
2004年 09月 24日 |
a0027280_214814.jpg今日はきつい金曜日。なんで今日が休日じゃないんだ〜(ToT)ハッピーマンデーとか言うのはそれはそれでいいけど、月曜ばかりつぶれるのは学校にとってはあまりよいことではない。それになんかありがたみもちょっと薄れるっていうか。ときどき「ポッ」とある休みがいいんですよねえ。

というわけで金曜日。

今はどのクラスもだいたい文法の問題をやりつつ歌の訳をやったりディクテーションをやったり、クラスの進度に合わせながらやっているのだけど、どのクラスでも歌になると張り切る子というのはいる。もちろんその中には、英語の成績もとても良く(ったってうちの学校の中でってことですけど)、どんなことでもきちんと取り組むという子もいるのだが、「え?この子がこんなにまじめにやるんだ??」と意外な顔を見せてくれる子も必ずクラスに数人はいる。

その中の一人、3年生のI君は1学期の期末テストは19点だったのだが、今回、クイーンをやり始めてから俄然まじめにやっている。いつも一番前に座っているし、「なにお前まじめにやってんだよ〜?」と友達にからかわれても、キッとにらんで一生懸命やる。授業の最後にその日やったプリントを回収するのだが、その子のプリントにはいつもたくさん書き込みがあって、辞書も一生懸命調べてやっているあとが見られる。

同じクラスのK君もそう。彼も1学期に教室で普通にリスニングの授業をやっているときはほとんど寝ていた。彼は机につっぷして寝れないほど太っているので、まっすぐの姿勢で座ったまま目だけが閉じられている状態。前にも他のクラスの子のことで書いたが、やっぱり他の子よりも睡眠時間が必要とされているのではないかと半分まじめに職員室では話しているくらいだ。彼もいつも一番前に座っていて、曲をかけると一緒に口ずさんでいる。え〜っ?いつも寝顔しか見たことないのに〜〜、と思うと嬉しい。でもおよそ洋楽って雰囲気じゃないので(←失礼!!)ちょっと笑える(^^)

2年生のあるクラス(この前書いたが、LL教室だととてもうまく授業が運ぶクラス)のO君は、今日は曲が始まったとたんに立ち上がって教室の後ろで踊っていた!!踊らないで歌ってよーと言ったのだけど、あまりにも楽しそうに踊っているので私も楽しくなって笑ってしまった。

2年生の別のクラスはだいぶ遅れていて、今日初めて曲に入ったのだが、いつもまじめに練習問題などをやっている子たちは全然ダメになってしまい、逆にいつもは遊んでばかりの子たちが急に楽しそうに生き生きと曲を聴きながら歌詞の並べ替えの問題をやりはじめたのでこれには驚いた。こんなに激しく入れ替わるとは。もちろん、いつももちゃんとやっているし今日もちゃんとやるという子もいれば、どっちにしてもダメ、という子もいる。でもいつも本当に遊んでばかりだ…と途方に暮れていた子たちが一生懸命やっていたので嬉しかった。

こういう姿を見ていると、週に2回の授業で一体何をやるべきなのかとても悩む。何かに偏ることなく、文法もやり、音声面や読解などもやり、今回みたいに曲を取り入れたりしながらできる限りのことをやるしかないんだけど。。

「先生、映画見ようよ」と言われることもある。いやー、でも3年前にBack to the Futureをやりながら受動態をやったときも大変だったんだよなぁ…。まず受動態の勉強をして、それから映画を15分ずつ(だったかな?)に区切ってみながらその中に出てくる受動態の表現だけを取り上げて、聞き取りや発音練習や訳などをやる。でもこれももちろんちゃんとやる子もいたけど映画を見るときだけ一生懸命であとは適当…という子もたくさんいたし…。

いつも4月の初めにはアンケートをとって「どんな授業を望みますか?」ということも書いてもらうのだけど、その中に「楽な授業」と書いてくる子が多い。3年前初めてこの学校に来たときはそのあまりの数に驚いたが、今年もそうだった。そういうことも影響しているのかな、と思う。高校生なんて元気いっぱいのはずなのに、何が彼らをそうさせているのかということは考えなくてはならない。
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by blogbebe | 2004-09-24 21:48 |
2004年 09月 23日 |
昨日の授業のことをもう少し書きます。

昨日は3年生の授業もあった。昨日のクラスはクイーンの訳に初めて入ったのだが(就職試験日と重なって授業ができなかったりしたのだ)、やっぱり慣れない辞書を引きながら、文の構造もわからないのに訳しなさいというのは酷だったか…と思わざるを得なかった。

構造もわからない、と言い切ってしまってはいけないが、例えば他動詞が来たら後ろには目的語が来るだろうなと予測できるような力をつけてきていないために、どうしても「どこから辞書を引いたらいいのか」「たくさんある意味のうちどれを拾ったらいいのか」ということがかなり難しいようだ。

くわえて、やっぱり落ち着いて座って勉強しようという姿勢がなく(私がそういう姿勢を作らせていないのだと言われてしまえばそれまでなんだけど)、説明を始めるとしゃべり始めたりする子が多いのにも苦労する。以前から書いているが、「この文を写しなさい」などという作業はよくやるのだが「考えなさい」とかいうことをやらせるととたんに目が死んでしまう子が多いのである。

1年生から続けて3年まで教えることができたら、少しずつ積み重ねて3年生のときには映画のセリフの意味を考えてみたり歌の歌詞を訳せるくらいにまでなるような力をつけてあげたい。辞書を引けば自分でもある程度はできるのだ、という自信。

でも1年生はものすごく大変。私は教えてないが、1年生を今教えている先生たちは、職員室に戻ってくると必ず「今日は○○がどうしてこうして…」という大報告会になる。先生方も報告せずにはいられないのだ。1時間戦ってきたのだから。携帯をいじっている子をちょっと注意しただけで逆切れされたとか、すぐに立ち上がって他のクラスに行っちゃうとか、逆に他のクラスの子が遊びにくるとか…授業中ですよ?そうして1学期、2学期と過ぎるうちに徐々に退学する子も出てきて、2年生になる頃にやっとだいぶ落ち着く。

そんな中で授業ができるのか。

私はまだこの学校で1年生を持ったことがないので、来年がとても楽しみでもあり恐怖でもある。でも、1年生を持ってその子たちが卒業するまでこの学校にいなくてはならないってことになるな。ウーーーン。痛し痒しってとこでしょうか。
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by blogbebe | 2004-09-23 20:51 |
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