高校英語教師の授業日記

思ったことなどを時々書いてます
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2006年 11月 23日 |
またいじめつながりの話。

新聞、マスコミで大騒ぎしているのは子供たち、保護者たちにもすぐに浸透する。学校もピリピリしている。ちょっと友達と喧嘩する、ちょっと嫌な人から嫌なことを言われる、と、すぐへこむ。いや、へこんでもいいんだけど(私でもたぶんへこむけど)「こんな日もある」「こんな時もある」と考えることがどんどん苦手になっていっている気がする。

すぐに解決した方がいいことは分かる。でも、掘れば掘るほどいろいろなことが出てくる。親子の問題、兄弟の問題、自分自身の問題、世間の問題、そういうのがすべて絡み合って、現在の状況ができている。一気に解決!なんてことにはならない。

昨日は保護者とのそう言う関係の電話で、放課後1時間半くらい使ってしまった。うちに帰ってから電話しても良かったんだけど、逃げ場がなくなるからやっぱり学校からかけたら、学校を出るのが9時近くになってしまった。電話で話しているうちに、なんか熱が出てくる気がした。気のせいだったけど。

昔からいじめはあったし、今でも大人の中にだっていじめのようなものはある。人間が集まれば常にそう言うことは起こる。それをどうやってやり過ごしていくのか、というのは経験から体で覚えるものだ。頭でいろいろ考えてできることではない。だから時間がかかる。

答えがなかなか出ないこともあるということを知ること、そしてそれに耐えていける力。もしかしたら答えはないかもしれないけど、その場合はどうするのかという知恵。自分なりのやり過ごし方。そういうのを身につけていくのを、ちょっと待ってはもらえないでしょうか。自殺されちゃったら困るし、なんて考えてたら何もできない。
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by blogbebe | 2006-11-23 15:23 |
2006年 11月 14日 |
文科省に次々といじめの訴えが届いている。職業柄、実際の手紙のコピーを見ることが多いのだが、どれもこれも「学校は何もしてくれない」「親は何もしてくれない」という内容である。私は読んでいて実はすごくいらいらする。悲劇のヒロインである。本当にせっぱ詰まっているようには思えない手紙ばかりである。「私は悪くないのに、みんなが悪い」っていう手紙ばかりである。あんた、そんなに悔しいなら自分の足で立ってみなよ。他人に助けてもらおうなんて思ってるからいじめられるんじゃ。

だれかビシッと怒る人はいないのか。いじめられたり、卑怯な目にあったら、自分はそういう人間にはならないようにと肝に銘じればそれでいいのだ。自殺してそのことを証明しますなんて、ひどすぎる。もっとしっかりせえよ、と思う。私はいじめられたことがあるので特にそう思う。弱すぎる。弱い私にそう思われるなんて、最弱である。

おおっぴらに言うと怒られそうなのでこういうところで言ってみる。
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by blogbebe | 2006-11-14 21:07 |
2006年 11月 03日 |
昨日は連合文化祭とやらで学年合唱を披露してきた。

2週間前にはまだ音もとれてないという状況。曲が決まったばかり。っていうかうちの学校、前の先生との引き継ぎが事情があって全然できなかったので、音楽の先生自体が、この行事の存在をついこのまえまで知らなかったという恐ろしさ。でも、いろんなしがらみ上、あまり変なものは見せられない、って言うんで、学年教師団、真っ青。授業もつぶしちゃダメ、朝練もしちゃダメ、でもって、音楽の授業自体、あと3回しかないんですぅ〜、って言われてもねー。

しかたないから、放課後、クラブに少し遅れて行きなさい、っていう強硬な手段で大ブーイングを浴びながら強行練習。わけわかんねーとかいい加減にしてくれとかいろいろ言われ、舞台で恥かくのはあんたたちなんだよとか都合のいい理由をつけたり。そもそもそんなもの出たいって言った訳じゃないのに出さされた上に、練習しないと恥かくぞ、と脅すなんて最低だよ〜〜と自己嫌悪に陥りながら、でもしょうがない、これが人生、って感じで毎日胃痛と闘っていた。

練習ではプロレスごっこに余念がない男子たちを始終こづいたり怒ったり追いかけたりしながら一緒に歌ったおかげで、私も他の先生たちもやたら男子パートばかり覚えている。そう、どのクラスも男子はすぐに集まるとプロレス。「ねえ、うちに帰っても男子パートがまわってるよね」と苦笑し合いの毎日。

普通の学校は合唱コンクールとかがあるので、優勝したいとみんな必死で練習する。といってもまあどこの学校も男子はプロレスなので、女子たちが「男子ー、歌ってよー」とか言ったり泣いたりとかして、さすがに男子も女子の涙を見てひきつって練習したりして。そう言うドラマが用意されているため、担任はあんまり直接戦わなくて良い。

しかし今回は別。たった2週間くらいしか準備期間がないので、そう言うドラマを待ってる暇がない。そもそも、みんな別に出たくないんだから「歌ってよー」とかいって泣いてくれる女子がいない。しょうがないから教師がなだめたりすかしたり怒ったり脅したりしながらやるしかない。

でもさすがに前の日の練習には結構声が出てくるようになり、思わずこっちが涙でそうになったりしたんで、まあここまで歌えりゃいいか、って感じでいた。

そしたら当日ですよ、当日。たぶんうちの学校の前に歌った学校が結構うまかったから悔しかったせいもあるんでしょうけど。

いやあ、参りました。本当に上手でした。この人たち、こんなに力あるんだなあ、と思いました。教員が言っても普通やらないのに、よくつきあってくれたよなあ、とか思ったら、なんかじーんとしてしまって。

でもその気持ちは学年団の他の先生たちも同じだったようで、曲が終わってお互い見たら、みんな目が真っ赤でした(笑)。学年合唱で教員が全員泣いてるなんて、その状況がおかしくて逆に笑っちゃいましたけど。普通泣くのは生徒でしょ。生徒さんたちはみんなケロケロ。「あ、先生、泣いてる〜」と指さされる始末。。。

で、全部終わって外に集合して最後の連絡をしたら、学年の代表の子たちが出てきて、私たちを指導してくださった先生たちに感謝の気持ちを込めて、と言いながら教師全員に小さな花をプレゼントしてくれた。一人20円ずつ集めて買ってきたらしい。で、手紙がついてて見てみたら、「先生方の根気強いご指導のおかげです」とか書いてありまして。

なんかすっかりこっちが手のひらに乗せられた気分だな。

そんなこと考えてる暇あるなら、合唱ちゃんと歌いなさいよね、って感じだったんですけど。きっと何かしたいけどどうしていいか分からず、教師がどんどん指導しちゃってるからどうしようもなくてそんなことしかできなかったんだろうな。嬉しいというよりかなり複雑でした。ありがとう、と言うより、ゴメンよ、って感じでした。

いろんなこと、ことばにはなってないかもしれないけど感じてるんだろうな。大人社会の汚さとか矛盾とか計算とか。この子等に恥ずかしくないようにしなきゃなあと改めて思いました。
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by blogbebe | 2006-11-03 18:24 |
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