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高校英語教師の授業日記

思ったことなどを時々書いてます
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ウォルター少年と夏の休日
2005年 01月 01日 |
あけましておめでとうございます。
また新しい年が始まりましたね・・。私、実は新年ってちょっと苦手。「また始まるのかあ・・」と思ってしまう。年の瀬の忙しさや慌ただしさはわりと好きなのですが、カウントダウンが始まって、「さあ、今から2005年です」って言われてもね〜。また何かを決意したり一から出直したりするのかあ・・って。いや別にそんなことしなくていいんですけど。

とまあ、グチグチした新年のご挨拶はともかく(^^;;

昨日のうちに返却しなくてはならなかった「ウォルター少年と夏の休日」、昨日の夕方に観ました。

率直な感想としてはなかなか良い映画です。大自然の映像がとてもすばらしいのと、やはり「老人」と「子ども」と「動物」「自然」というのはそれだけでもう映画のテーマになるようなものですからね。そしてお約束どおり、その少年はお母さんにその弱さ故にいつも傷つけられており、それをその預けられた先の二人の伯父とともに暮らすうちに癒され、成長させられて行くというお話。

それと、役者さんたちの演技がよかったかな。驚くような展開もないし、内容的にもなんというかそんなに重くなく、深くない。でもなんとなく引き込まれて観てしまうのは、その映像の美しさと役者さんたちの力かなあ・・という感じの映画でした。最近はCGがふんだんに使われていたりするものが多い中、こういう大自然の映像っていうのはやはりいいものだなあと改めて感じさせられました。

さて。そして教材になるかどうか、というところなんですが・・・。ハッキリ言って迷い中。メリットは、英語もまあ難しいけれども「フルモンティ」に出てくるイギリス英語みたいな聞き取りにくさはないし、脚本も出版されている。弱点としては、「なぜ、今、これを?」っていう決め手に欠ける。テーマが特にいいというわけでもなく(悪くはないですが)、内容も特筆するほど面白いというわけでもなく・・そして英語がとても簡単、というわけでもないとなると、なぜこれをやらなくてはならないのかということになる。そして時間もやや長目。・・といっても109分なので3コマに押し込めようと思えば押し込められないこともないが・・。

短い何かドラマを探そうか、と思ったり・・。でも、今から探して新学期に間に合うか?そんなに急いでやって十分に準備ができるか?ただの時間つぶしにしかならないのではないか。そう思ったら急に気持ちが萎えてきてしまって。

あと3コマしかないのだし、ここはひとつ、映画とかそう言うものはやめて、英語の基本を叩き込む3時間にしてもいいかなーとも考え中。もうおそらくたぶん二度と英語を学ぶことなんてないだろう彼ら。その彼らに私が今伝えられることって・・・映画をやることなんかじゃないような気がしてきています。

うぅ・・この時期に来てこのような迷いが出たら、もう映画は探せない気がしますね。だいたいはもうそろそろ固まって具体的な準備に入りたいころですから。

しかし、「映画をやろうか〜?」って言っておいて「やっぱ講義!」じゃあブーイングすごいだろうな。でもそのブーイングを説得する自信はあるんですけどね(^^)
by blogbebe | 2005-01-01 10:34 |
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