やり方が分かれば
2004年 06月 23日
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ってことで明日は1時間目から4時間目までぶっ続け。怖いよ〜〜(ToT)
でもちょっと楽しみ☆自分がどこまで持つか。4時間目は機嫌悪くなるかな。
今日の1時間目は、2年生5クラスの中では一番勉強する姿勢が整っているクラス。といっても、最近まじめなS君は今日は遅刻してきた上にマンガ読んでたし、いつも穏やかなK君は、今日はなんだかちょっと機嫌が悪く・・・。頼みの綱が二人ともダメだったので、普段おとなしい子たちに頼った1時間になりました。
今日はこのクラスは二重目的語の文をやりました。
He gave me a present.
とか、
I bought him a book.
とかそういうやつ。
具体的なもののやり取りだけではなくて、例えば
Bob found Mary a job.
なんて文も一緒にやりました。
そして、目的語が「話し手」の場合には「〜してくれる」という日本語が相当するのに対し、「話し手以外」の時は「〜してあげる」になる場合があるということも合わせて言いました。「日本語では、『相手』が誰かということによって『〜くれる』『〜あげる』って分けるけど、英語にはそう言う区別はないし、逆に日本語を英語にするときに『〜くれる』とか『〜あげる』に当たる英単語というのはないんだよ」・・・って説明は少しくどかったのかな。説明になるととたんにみんなの視線が下になってしまうんですよね。5、6人は顔をあげて聞いてくれてましたが。顔を上げてるから聞いてるとも限らないんですけどね。
ということであまり説明はくどくどしないでそのくらいでやめ、あとはたくさん問題をやりました。単語がばらばらに並べてあるものを、日本語に合うように並べ替える問題。これは、「え?」って思うほどみんな真剣にやっててビックリ。やっぱり分かるとやるんだな。面倒くさそうにしてる子は、そばに行って「ほれ、この問題やってみ。どういう順番になる?」と試しに聞いてみると、
「最初はー・・・John」「次は?」「・・・」「次は動詞がくるんだよ」「じゃあsent?」「そうそう。次は?送る相手だよ」「じゃあSally」「そうそう。次は送るもの」「じゃあこれ。これなんて読むの?」なんて感じで乗ってきてくれる。
一問できたら「おー、できたじゃん。じゃ次は?」と聞いて行くと、知らないうちに全部終わってました(^^)ははは、ひっかかったな。
こういう子は、一対一だとすごく良くやります。そしてちょっとしたことでひっかかってたり、ちょっと書くのが面倒なだけで、本当はできる。でもこういうことを必要としている子がクラスに一人だけならこうやってできる日もあるけど、クラスに何人も何人もいるんですよね。あるクラスなんて、たぶんクラスのほとんどがこういう子で占められている。そういうとき、1クラスの人数がもっと少なかったらな・・・と思います。30人なんて多すぎます。
マンガも楽しい、おしゃべりも楽しい・・・でも、英語の時間は英語やろうかな・・・という雰囲気が作れるといいなと思います。残念ながらまだできていません。勉強が苦手で来ている子が多いうちの高校でそれができたら本物だ、と思っています。
※写真は春の芦ノ湖。もういい加減、箱根の写真はやめようよ、と自分でも思います。
by blogbebe
| 2004-06-23 21:17
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