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高校英語教師の授業日記

思ったことなどを時々書いてます
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2回目の運動会
2007年 05月 26日 |
今日は昨日とうってかわってピーカンの運動会日和。あぁ、今日も雨降ってたら3連休だったのになあという思いもなきにしもあらずだったけど、ともかく朝起きたら雲一つない晴天。

今年のクラスは応援とか盛り上がりとかそういう、運動会につきものの、というより運動会をやる意味そのものがあまりないようなクラスなので、今までの練習も、それから教室の雰囲気も「今年は無理だなあ」って感じだった。

けど本番になるとやっぱり盛り上がりますね。女の子は何人か泣いていた。え?なんであなたが?って言うような子が泣いていた。どうして泣いてるの?とも聞けず。

クラスの全員リレーではバトンゾーンオーバーで失格だし、学年種目では違反をしていて一度レースを戻されたりとかして、ホントだったら一位か、ヘタしても二位だったのがビリで、あーあ、という感じだったのだけど、プライドが高くて応援団長なのにうまく仕切れないTくんが徐々に声を出せるようになっていったことや、本当は団長になりたかっただろうと思われるのに、去年のトラウマで前に出て行ききれなかったHくんの、自分だけ楽しもうということでなく周りをよーく見られるようになった行動や、いつもは「別に」とやる気のない応援団の副団長の最後の涙をみれたから、まあいいか、と思うわけです。

でもクラス全員リレーで手に汗握れるのは、やっぱり日頃接している、知ってる子が走ってるからなんですよねえと、同じ受付の担当だった先生と立ち話をしながら、そうそう、この気持ちはやっぱり大変な日常のご褒美なんだよなあと思ってしまいました。親というのもきっとそうなんだろうなあ。知らない子が走ってる運動会なんて、別に興味ないし。

それでも本当に授業だけの環境を求めていっていいのか、というのは悩むところであります。この余韻にひたってるよりも、明日の準備をすることの方が子供らにとってもいいはずだけど、もしかしたらこの余韻にひたっていたっていいのかもしれないし。

そんなことをぐるぐる思いながら、打ち上げの飲み会にも行けない(そのほかにも理由はありますが)でいる私でございます。
by blogbebe | 2007-05-26 18:58 |
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