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高校英語教師の授業日記

思ったことなどを時々書いてます
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追記
2007年 09月 22日 |
今日は迷いに迷って結局英語教育系の研究会に行った。そしてわかった。私はやっぱり教育には興味がない…(-.-;)全部をキレイに解明できなくても、解明しようとするほうが好きだ。ここに活路を見出そうとしてみたけど、やっぱりダメだったな。報われない恋を追ってるほうが性に合うんだな、きっと。あ、実際の恋愛の話ではありませんので、念のため(^_^;)

で、何を持って「興味がない」と思ったかというと、結局、英語教育の目的は「英語の習得」にあるということだ。今日のメインのお話は、「英語教育に効果的な例文とはどのようなものか」ということで、そのお話自体は面白かったのだけど、「効果的」とは何を目的にした「効果」かといえば、やはり「英語の習得」ということなんだろうなということであり、そのことがどうしてもひっかかるところなのだ。

というか、教育ってそういうことなんだろうな、と思った(悟った)のだ。

その-ing形が動名詞なのか現在分詞なのか、ということはどうでもよい。そうではなくて、He spent a lot of time (in) fixing his car. のinがあるのとないのでどう違うのか。なぜinがない方が普通なのか。ということを考えること。He stayed a week . と He stayed for a week.の両方が副詞句なのか前置詞句なのかとかそういう事じゃなくて、なぜその二つの文が存在するのかということ。その違いは何なのかということ。それの答えは、もしかしたらないのかもしれないけど、それを考えることこそが人間の言語を考えると言うことだし、「なぜ人間は言葉を使うのか?」ということ(昨日のTraugott先生の講演での言葉)なんだと思う。

だって別に英語なんか知らなくたって生きていけるもの。

なのになんで、英語を学ぶのか、ということに答えられないと。
by blogbebe | 2007-09-22 16:18 |
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