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高校英語教師の授業日記

思ったことなどを時々書いてます
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英語劇
2007年 12月 14日 |
この前書いた英語劇をやりたい有志をつのるため、2時間かけて映画を見せた。
みんな画面に釘付け。好きなんだなあー。

何度見ても感動する、とハンカチを持ってる子がいたり、
役はできなくても裏方で参加したいから言ってくれ、とか、
役はどうやって決めるのか、とか、
30分じゃ短いからせめて40分にしてくれとか、
次から次へと子供たちがやってきてその話題。

そうかー、この子たち、やっぱり「何か」夢中になれることやりたかったんだなあとちょっと感動。

役はオーディションとかにするともめ事が起きるからやめたほうがいいよ、とか
忠告してくれる子がいたり、
ね、やっぱり私が言ったとおり、みんな予想以上に反応いいでしょ?と
初めに私にこの映画を紹介してくれた子が得意げに言いに来たり
何か今日は普通の日なのになんだか普通の日じゃないみたいに盛り上がっていた。

冬休みの間に、この100分の映画を30分に縮めなくてはならない。
さらに、出たいという子たちをみんな舞台に乗せたいので
なんとか脚本を工夫しなくてはならない。
んー。大丈夫なんだろうか。

その映画の中では主人公の男の子がバスケの選手で
お父さんがバスケのコーチという設定なんだけど
大切な試合の前にそのお父さんがその主人公の子に
「自分のプレッシャーでいままで大変だったろう。
 でもこれまで自分がおまえに厳しくしてきたのは
 おまえに心からバスケを楽しめるようにしたかったからだ。
 だから今日は楽しめ。
 勝たなくてもいいから、楽しんでくれれば
 その姿を見られるだけでお父さんは幸せなんだから」
と言う場面がある。
全体的にストーリーは単純ではっきりいってしょうもないんだけど
ここだけは結構じーんとする場面。

今日の私もまさにそんな気分。
成功させたいけど、でも楽しんでくれればいいし
その練習したり準備したりする過程で夢中になってくれればいい。
そんな姿を見られたら、もうそれだけで何もいらないなあ。
だから、今日そうやってたくさんの子が「参加したい」と言ってきてくれた
それだけのことが、本当に嬉しく
体中の力が全部抜けてしまうくらいホッとする出来事でした。

というかこんな展開になる予定では全然なかったんだけど、
ということに一番とまどいを感じていたりもします。
by blogbebe | 2007-12-14 22:31 |
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